広島県中小企業家同友会の機関紙「同友ひろしま」に、「椿露」が紹介されました。

同友ひろしま

掲載文の紹介

ちょっといい話 呉発 ツバキの地酒から地域活性化へ

呉市の花、ツバキの炭を使った地酒ブランドの開発を、中野光次郎本店 中野氏が、知的障害者施設の野呂山学園と連携して進めています。このコラボレーションはツバキを活用したまちおこしに取り組むNPO法人ひろしまね園芸福祉協会が昨年、氏に開発を持ちかけたことにより始まりました。
原酒をろ過する過程で、ツバキの炭を使用するという試みで、野呂山学園の協力のもと、炭の焼き具合の実験を繰り返しました。
その後、蔵内でも様々な酒質との相性など試行錯誤がなされ、出来上がった試作品は、旨味を持ちほんのりと木の香りがして後切れの良いさっぱりした後口が特長的です。
名称は「椿露(ちんろ)」に決まり、ラベルのデザインは瀬戸内広告㈱と考案されました。容量は二合サイズで360mlです。すでに雑誌等を見た個人から呉のお土産として送りたいと注文が入っているという盛況ぶりです。
プロモーションやマーケティングなど数値で洗練され、市場に出る酒が多いなか“人と人とを結ぶことが地酒の役割”と考える蔵主の意向で、「このお酒は関わった全ての人が一緒に育て、考えて、売ってゆく、成長する商品である」と位置付けています。
これが地域活性化のひとつになればと期待されています。