呉地方拠点都市地域推進協議会さんが発行されている、

『海陽彩都』の「芸南の酒蔵めぐり」のコーナーで、水龍が紹介されました。

海陽彩都 芸南ふれあい交流マガジン

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芸南の酒蔵めぐり 水龍

芸南の酒蔵めぐり 水龍

 掲載文のご紹介

芸南の酒蔵めぐり その⑤ 水龍

楽しみを醸す蔵、吉浦の地酒スイリュウ 四代目光次郎の冒険

吉浦駅を降り、懐かしい路地を抜け、ゆるやかな坂道のある路地を迷いながら上がっていくと古い土蔵とレトロな洋館が合体したシブイ建物が現れる。ここが吉浦の地酒「水龍」の酒蔵だ。
「吉浦は路地が多いでしょ。住んでいる自分でも時々迷うんですョ」
と声をかけてくれたのが四代目中野光次郎当主だ。まだ34才という若さ、当主というよりミュージシャンのような風貌だ。彼が光次郎の名を継いだのは幼稚園の時。幼い頃から自分の運命が決まっていたことについて、プレッシャーはなかったという。なんだかタダモノではない予感。トコトン地酒にこだわるという水龍の酒づくりを聞いた。
「全国どこで飲んでも同じ味、香りのする吟醸酒にはあまり興味がないんです。データばかり重視され、風土が感じられません。自分がつくりたいのは吉浦の地酒です」とキッパリ言い切る光次郎氏。現在、父である道仏英輔社長とほぼ二人で酒造りの行程をまかなっている。当主、杜氏、蔵人の三役はもちろん、彼は商品企画からイベントプロデュース、ラベルデザインまですべて一人でこなすマルチ人間なのだ。学生時代、アマチュア映画の製作に明け暮れていた映画人間だったからできることなのか? クリエイティブな発想から生み出されるヒット商も多い。まるで映画づくりを楽しむように酒づくりを楽しんでいる。当分、四代目光次郎から目が離せない。